【比較】論文検索ツール3選【無料】
みなさんは信ぴょう性の高い情報にリーチできていますか?
ネットに落ちている情報に踊らされていませんか?
専門的なサイトを知っておけば、メディアリテラシーがつくことはもちろん、引用することで自分の信頼性も上げることができます。
知りたい分野によって論文検索ツールを使い分けるのが上級テクニック。
CiNiiしか知らないのでは、三流です。
ちなみにCiNiiは日本語の文献のみなので英語に禁断症状がある方はおすすめ。
でもこれを調べている時点でポテンシャルがありますたぶん。
前提としてOvid(心理、教育系), Web of Scienceなど大学が契約していることが使用の条件になるものは含んでいません。
そちらを使えるのであればぜひ有効活用してください。
では早速見ていきましょう
☑ 本記事の内容
- 【比較】論文検索ツール3選【無料】
Contents
Google Scholar
やっぱり困ったらGoogleさんが一番でしょう。
こちらはGoogleの検索結果から学術論文、学術誌だけを表示してくれる優れもの。
しかも使い方もGoogle検索とほぼ同じなので、簡単ですね。
私も詳しくない分野の論文はここでとりあえず検索かけますね。
日本語よりも英語の文献が多いかなと感じます。
論文はたくさん出てくるけど、どれ読めばいいんだ?って思ったことあると思うんですが、そんな時にもこれが便利なんですよ
この赤線の上の引用元ってところを見ると数字が書いてありますね。
これ引用回数です。
Google Scholarと同時に使用したいのがGoogleブックスです。
Googleブックスは論文が検索できるわけではありませんが、書籍内の文章を対象にして検索できるんですよ。
パッとしない人のために補足すると、本を何冊か紹介してくれるので引用元のあたりがつけやすくなります
Unpaywall
UnpaywallはChromeのプラグインです。
Unpaywallでできるのは一言で言って、無料で全部読めるか、ただそれだけ。
でも途中まで読んで途中から有料だったり、いろんな雑誌で公開されているがゆえに、フリーアクセスかどうか調べるのがだるいときありますよね。
それを解決してくれるのがUnpaywallです。
abstract
これは概要だけをざっと読める完全無料の便利ツール。
実験結果の概要だけとか、論文を読むほどではないけど気になるとか、そういうときにお勧め。
abstactの概要読んで、気になったら全文探してもいいしね。
おまけ(オープンアクセス)
数理系ではarXivが有名らしいですね。
Natureの姉妹雑誌のNature Communicationsというオープンアクセス誌もあります。
Public Library of Scienceは完全オープンです。
生物医学、生物科学系のすべての英語論文をデータベース化しているのはPubMed